![]() 春田 整秀 理事長 |
昭和20年代の後半頃、当時は子どもを田畑に連れていき、籠に寝かせる・リヤカーに繋いでおき、農作業に励むことが通常でした。初代園長であった父が、昭和30年に保育園を設立しました。少しでも美味しい物を子ども達に食べさせたい・保育園が少しでも地域の皆様のお役に立てれば、そんな思いで、皆で頑張っていたと、思い出話に聞かされました。 自分が二代目園長に就任した頃、園児の理想的な環境作りとして、保育園の改築が推進されていました。地域の方が積極的に協力して下さり、道路を広げ、用地の整地をしてくださり、新園舎で保育が出来るようになりました。平成になり、女性の社会進出が高まりました。少子化が進む時代の流れの中でも、保育園の果たす役割は大きいと感じ、深江・ソレイユ・中比恵ガーデンと、受け入れの場として増やしてきました。現在、法人の下に、4つの園があります。4つの園が、それぞれの特色を出し、良いところを認め合い、共に成長していくことが大切と感じています。 子どもにとってはお家が1番で、保育園は、かえって迷惑な存在かもしれません。だからこそ、保育園と家庭が協力して、保育園が子ども達のユートピアになるように努めています。保育園にいる時間は決まっていますが、私達はその時間だけお預かりしているという感覚ではなく、子育ての一部分をお家の方と一緒に担っているという気持ちです。子ども達の背中にはネジがある、朝は、それをいっぱい巻いた状態で送り出してください。保育園では目いっぱいの活動で、ネジをフル回転させ緩めた状態で、家庭に帰すので、お家ではゆっくりお話を聞いて休養をさせて、また巻いた状態にして登園させてください。子育ては楽しい、貴重な時間です。そうやって、保育園と一緒に子育てをしていきましょう。 |
名称 | 社会福祉法人 春陽会 |
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本部所在地 | 〒819-1571 福岡県糸島市高祖899-1 |
設立年月日 | 昭和32年 2月 |
同一県内で運営する保育施設 | |
事業の目標 | 児童福祉法に基づいて、乳幼児及び幼児期の保育事業を行うこと。 |